石巻日日新聞

30議席目指し38人が舌戦 現職・元職 実績を強調 新人 名前連呼でPR

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 5月14日(月) 18時26分
※立候補届け出順で右上から下に掲載(敬称略)

 任期満了に伴う石巻市議選が13日に告示され、20日の投票日に向けて1週間の選挙戦が始まった。定数30に対し、出馬を表明していた現職、元職、新人の計38人が立候補を届け出た。それぞれ選挙事務所前などで第一声を上げた候補者は、地盤となる地域を起点に遊説。選挙カーで名前を連呼し、街頭演説も繰り広げながら有権者に支持を訴えた。

 立候補したのは現職25人、元職2人、新人11人の計38人。平成26年の前回(35人)を上回った。党派別は公明3人、共産2人、社民1人、無所属32人。

 直面する市政課題は東日本大震災からの復興完結を軸に人口減少対策、行財政課題のほか、復興の先を見据えたまちづくりなどだが、際立った争点は見られない。むしろ市民にとって最も身近な選挙だけに、それぞれに地域課題を掘り下げて対応策を唱える候補者が目立った。

 現職、元職は実績を強調しながら地盤となる地域や支援団体をこまめに回り、票の上乗せを狙う。現職は告示直前に大川小津波訴訟の上告判断があったため、世論の反応も注意深く読んでの戦い。新人は知名度不足を補うため、選挙カーなどから名前を連呼し、猛烈なアピールを展開している。

 前哨戦は比較的静かだったが、告示を迎えて38陣営が市内を駆け巡り、大型掲示板に候補者のポスターが並ぶと選挙ムードは一気に高まりを見せた。ある候補者は「復興完結とその先の道しるべを決める重要な選挙」と説き、選挙カーのスピーカーを通じて投票行動を促した。

 有権者数は、12日現在、12万4788人(男6万328人・女6万4460人)。18歳選挙権の導入後は初の市議選で若い人が増えているが、人口減の影響もあり前回(12万4905人=26年5月17日時点)より117人減っている。

石巻市議選立候補者 届出順
石巻市議選立候補者 届出順

※5月14日発行の石巻日日新聞4面には石巻市議選立候補者に聞いた「震災7年の課題と対応策」を掲載しています。

最終更新:5月14日(月) 18時26分

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