石巻日日新聞

石巻市議選2018 あす告示 38人が臨戦態勢

期日前投票は14日から 均衡ある復興や人口対策焦点

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 5月12日(土) 18時54分

 任期満了に伴う石巻市議選は、あす13日に告示される。定数30に対して、現在までに立候補を予定しているのは現職25人、元職2人、新人11人の計38人。各陣営は市役所で立候補の届け出を済ませた後、選挙事務所前などで第一声を上げる。19日まで1週間の選挙戦は、東日本大震災の復興の完遂はもちろん、広い市域の均衡ある発展が焦点。人口減少が進む中、補欠選挙を除いて選挙権年齢が18歳以上になって初めての市議選であり、立候補者は若い世代が住みよいまちの将来像をいかに示すのかも注目される。投開票は20日で、14日から期日前投票が行える。

 立候補予定者のうち新人は、合併後最初の平成17年の市議選と翌年のやり直し選挙を除いて最多。新市となり初めて20代も出馬する。現職、新人合わせて女性は4人で、こちらも過去最多となる見通しだ。38人の党派は無所属が32人、公明3人、共産2人、社民1人。

 居住地別では旧石巻市が27人、旧桃生町と旧河北町が3人ずつ、旧河南町が2人、旧北上町と旧雄勝町、旧牡鹿町がそれぞれ1人。震災の被災で、元々の地盤とする地域から住まいを移している現職が多いのも今回の市議選の特徴だ。

 従来型の選挙で重視された〝地縁〟は震災による環境の変化で薄れており、各陣営は方々の知り合いを頼る〝知縁〟に重きを置いている様子。現職にとっては議会での大川小津波訴訟の上告判断が、どれほど選挙に影響するかが気になるところだ。

 市民に身近な市議選だが、投票率は回を追うごとに低下し、34から4減した30議席を35人が争った前回も52・82%。今回はそれを上回る激戦が予想されるが、前哨戦は比較的穏やか。投票率の向上には政治や選挙に関心が低いとされる若い世代の参加が欠かせず、市選挙管理委員会などは街頭のほか高校生、大学生への啓発に力を入れる。

 12日現在の市内有権者数は男6万328人、女6万4460人の計12万4788人。期日前投票は市役所や各総合支所などで14―19日の午前8時半―午後8時に行えるほか、日替わりで石巻専修大(14日)や仮設南境第4団地集会所(15日)、離島部(18日)、イオンモール石巻(17―19日)に置かれる。

立候補予定者

■現職

ニュー石巻

阿部欽一郎70大街道西
大森 秀一64桃生町
森山 行輝70新栄
阿部 久一70雄勝町
安倍 太郎68小船越
木村 忠良67小渕浜
阿部 利基39中里
阿部 正春63渡波
遠藤 宏昭47丸井戸
奥山 浩幸54新栄
佐藤 雄一38北村
髙橋 憲悦62大瓜
楯石 光弘65前谷地

石巻復興の会

西條 正昭66北上町
後藤 兼位63のぞみ野
阿部 正敏63新橋
阿部 浩章55貞山

創生会

青山 久栄69あけぼの
髙橋 栄一68飯野
千葉 眞良65北境
山口荘一郎41錦町

公明会

渡辺 拓朗57蛇田
櫻田 誠子56日和が丘

共産党市議団

水澤冨士江58日和が丘

無会派(議長)

丹野  清71渡波

■元職

黒須 光男71蛇田
阿部 和芳58小積浜

■新人

青木満里恵63泉町
秋山 友裕29茜平
石川 文彦64桃生町
勝又 和亘46のぞみ野
昆野 善一46築山
斉藤 澄子49吉野町
佐藤 雅俊52元倉
鈴木 良広46貞山
千葉 正幸65桃生町
原田  豊38築山
星  雅俊63末広町

※12日現在で態度を明らかにしている現職、元職、新人。会派、当選回数、五十音順で氏名、年齢(投票日時点)、届出予定の党派(無は無所属、公は公明、共は共産、社は社民)と当選回数、住所

最終更新:5月12日(土) 18時54分

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