石巻日日新聞

石巻商高との産学連携 イシノマキマンお菓子で登場

思いを重ねたチョコパイ 「感動いっパイ」で幸せに

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2月13日(火) 15時02分
イシノマキマンの帯をまいたチョコパイ

 石巻市のご当地キャラクター「イシノマキマン」を用いた産学連携の洋菓子がこのほど誕生した。イシノマキマン生みの親の同市鹿妻の広告代理店ビヨンド(斉野浩一代表)と石巻商業高校(上総通校長)が提携して商品開発し、製造は同市相野谷の洋菓子カルン(及川薫社長)が担当。食べた人を幸せな気持ちにするチョコパイ「感動いっパイ」として売り出していく。

 イシノマキマンは雑種犬の「イーヌ」が基本形。感動エネルギーによって青が基調のイシノマキマン、赤のイシノマキマンSUPERに段階変身する。文具、雑貨などオリジナルグッズは多いが、食品は今回が初めて。

 斉野代表は石巻商業高OBで、友人の橋渡しから母校とつながりを持った。商品開発に向けて2年生からアンケートを取り、食品を選択。同じく同校OBの及川社長に協力を求め、何層にも重なるミルフィーユ状にしたチョコパイ「感動いっパイ」を作った。パイの帯にイシノマキマンをあしらい、蛇腹状に折りたたむことで“皆の思い”を重ねた。

 昨年12月に仙台駅であった商業高校フェスタで生徒たちが試作品を販売。持ち込んだチョコパイ120個は完売し、商品化に弾みをつけた。

 その後も試作を繰り返し、商品はイーヌがフリーズドライのイチゴをまぶしたホワイトチョコ、イシノマキマンがチョコ、SUPERはスライスアーモンドを添えたアーモンド風味の3種類とした。今月9日には石商生37人がカルンの製造工場=相野谷=でチョコパイができる様子を見学。パイ生地にチョコを付ける工程も体験した。

 試食した神山瑠華さん(17)は「アーモンドがお気に入り。自分たちのアイデアが先輩たちとの協力で形になるのは貴重な体験。石巻を代表するお菓子になってほしい」と期待していた。

 「おいしい」と頬張る生徒たちを見て及川社長は「母校とのつながりからの商品化は特別な思い。このお菓子を食べた人たちが幸せになってくれればうれしい」と目を細めた。

 価格は1個150円(税別)。いしのまき元気いちば、道の駅上品の郷、ビヨンド、カルン各店などで取り扱う。3種類のセット販売も考えており、斉野代表は「思いを重ねたパイで石巻の知名度をさらに高めたい」と話していた。

及川社長と一緒に菓子作りに挑戦する生徒たち
及川社長と一緒に菓子作りに挑戦する生徒たち

最終更新:2月13日(火) 15時02分

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