石巻日日新聞

珈琲と◯◯ 石巻駅前にオープン 狭いギャラリーに広がる夢

若者たちの挑戦を後押し

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 9月9日(土) 20時07分 配信
人が行き交う石巻駅前にオープンした

 若者の挑戦を応援するギャラリー「珈琲と◯◯」がこのほど、石巻駅前にオープンした。大人2人がやっと入れる1.5畳の狭いスペースだが、ここから若者たちの夢を大きく広げていく。

 ギャラリーは石巻市鋳銭場の二色餅店の隣で、以前は地元不動産会社が物件紹介に利用していた場所。橋通りコモンで飲食店を経営する浅野基さん(27)が借り、メディアディレクターの嶋脇佑さん(27)がスペース運営や企画を担当している。

 嶋脇さんは「駅前に不思議な場所を作り、石巻が面白いまちということを発信していきたい。限られたスペースを有効活用し、若い人たちの挑戦を後押ししていく」と語る。

 ギャラリーでは出展者がコーヒーを振る舞う仕組み。用意されたオリジナルブレンドの特製コーヒーを提供することで、来場者とのコミュニケーションが弾む仕掛けにした。

 また、初めての作品展や数点だけの展示など、気軽に出展できるようにするためスペース名の〝◯◯〟(まるまる)には「どんな作品でも展示出来る場所」という意味を込めた。

 オープン初日はトリコローレ音楽祭にも合わせて写真展を開催した。石巻市出身で東北芸術工科大学3年生の鹿野颯斗さん(21)が学生生活の日常などを撮影した写真12点を展示し、作品集「hitotoki」も販売した。ギャラリーの前を通りかかった人たちが立ち寄り、作品を鑑賞していた。

 鹿野さんは「来てくれた人が写真集を購入してサインを求めてくれたのがうれしかった。作品について意見をもらう良い機会となった」と話していた。

 すでに本や雑貨、衣服などの展示希望の声もあり、不定期にオープンする予定。利用に関する問合せはハガキで嶋脇さんに申し込むこと。氏名と連絡先、利用目的を明記し、「〒986―0826石巻市鋳銭場3―14ティミス西側」まで。

最終更新:9月9日(土) 21時30分
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