石巻日日新聞

陽だまりの会×タリーズ がん患者に寄り添う初コラボ

コーヒー囲み和やかに語らい

石巻市 社会 石巻日日新聞 8月12日(土) 14時42分 配信
がん経験者とピアサポーターが一緒にコーヒーの入れ方を学んだ

 石巻赤十字病院のがんサロン「陽だまりの会」で10日、タリーズコーヒー石巻赤十字病院店とのコラボ企画が催された。がん患者らへの傾聴活動を行う「ピアサポーター」とともに、がん経験者がおいしいコーヒーの入れ方を学び、リラックスした雰囲気の中で温かな時間を過ごした。

 ピアサポーターは自らのがん経験を生かし、病気に悩む人やその家族の気持ちに寄り添う人たち。陽だまりの会は同院主催のがんサロンで、さまざまなレクリエーションを取り入れたピアサポーターと患者らの語り合いの場を設けている。

 今回は初の企画として、平成27年に完成した同院災害医療研修センター内に出店するタリーズとコラボ。全国展開するタリーズでは、各地でコーヒーの講習会を開いているが、今回のような企画は珍しいという。

 この日はがん経験者の女性7人が参加。同店の池田貴宏店長らが、体調を気にする人でも飲みやすい「カフェインレスコーヒー」の入れ方を教えた。コーヒーの持つ香りのリラックス効果やアレンジメニューなども紹介した。

 参加者とピアサポーターはコーヒーの味や入れ方について笑顔で会話しつつ、熱心に説明に聞き入った。会の間はコーヒーに興味津々だったが、終了後は和やかな雰囲気そのままに、病状について話す姿があった。今回は半数が初参加だったが、居心地の良さから帰り際には「また来ます」の声も聞かれた。

 ピアサポーターの菅原朱美さんは「病気に対し一人で悩まず、まずは一度、会に気軽に来てもらうことが大事。そのためにも今回のように興味を持ってもらえる企画を実施していきたい」と話していた。

 陽だまりの会の開催は月に2回、木曜日の午前10時―正午に同院内。予約不要。無料だが、材料費などが必要な場合もある。次回は24日にハンドマッサージ体験を行う。

 問合せは同院がん相談支援センター(電話21―7220)。

最終更新:8月12日(土) 14時42分

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