石巻日日新聞

石巻市新市街地 のぞみ野第二 移転住民で初の自治会発足

笑顔で暮らせる安心地域へ

石巻市 社会 石巻日日新聞 6月19日(月) 14時33分 配信
住みやすい地域づくりへの抱負を述べる役員ら

 防災集団移転による新市街地の石巻市新蛇田地区で17日、新たな自治会「のぞみ野第二町内会」が発足した。新渡波を含む市内の新市街地で移転住民単独で自治会を立ち上げるのは初めてのケース。中学生による獅子舞演舞などで自治会の新設を祝うとともに、住民一体のまちづくりに期待を込めた。

 石巻市は昨年度、新蛇田地区の自治会について住民アンケートを行った。その結果、地区を4区域とし、それぞれ復興公営住宅と自力再建の戸建て住宅入居世帯が共同で自治会を立ち上げていくこととした。

 その中で第1号の自治会が発足したのは、新立野第二復興住宅と新立野の一部を含み、計231世帯が住む区域。昨年12月から計5回の話し合いを経て、今年3月に設立準備会を結成し、具体的な組織体制を固めてきた。

 自治会では世帯を14の班に分け、環境・衛生、防犯・防災・交通安全など6つの専門部を設置。初年度は町内会での一斉清掃や住民交流会の実施、定期的な防犯巡回パトロールなどを行う。

 17日の総会では住民約40人が出席し、これら事業に関する議案を承認。自治会長には準備会で代表を務めてきた増田敬さん(65)が就いた。

 あいさつで増田さんは「安心安全で住みやすく誇りを持てるまちづくりを進める。自分たちのまちは自分たちの手で、という自主的な考えで取り組む」と力を込めた。

 また来賓の亀山紘市長は「これからはコミュニティーの再構築が重要。持続的な組織運営に努め、新市街地での町内会立ち上げのモデルとして大きく発展してほしい」と期待した。

獅子舞で自治会スタートを祝った
獅子舞で自治会スタートを祝った

 総会の閉会後は、蛇田中学校の生徒による獅子舞披露、豚汁の振る舞いなどがあり、住民たちが笑顔を交わした。

最終更新:6月19日(月) 14時33分
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