石巻日日新聞

北側から見た整備後の大川小の模型。左が校舎、中央が管理棟、右奥が鎮魂の森、手前が追悼の広場

石巻市 社会 石巻日日新聞 2019年1月21日(月) 17時36分

震災遺構の大川小旧校舎 事実と向き合い考える場に 石巻市が基本設計案説明 見学者の 避難先も明示

 石巻市は20日、東日本大震災の津波で被災した旧大川小学校を遺構として整備するにあたり、基本設計案を住民らに説明した。ありのままを保存する校舎は安全上内部に人を入れず、外から見学するルートを設定。西側は芝生敷きの追悼の広場や厳かな空間である鎮魂の森とし、中央部に管理棟を置く。供用は平成33年4月を予定し、市は災害時の見学者の避難先も示した。

最終更新:2019年1月21日(月) 17時36分

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