石巻日日新聞

野蒜ケ丘に2日開院する森さい生医院

東松島市 社会 石巻日日新聞 2018年6月26日(火) 14時11分

野蒜ケ丘に古民家活用の診療所 森さい生医院2日に開院 趣ある造りで住民の健康支援

 東松島市が防災集団移転地の野蒜ケ丘に計画した医療ゾーンに7月2日、内科・消化器内科・外科の森さい生医院(大前輝彦院長)が開院する。外観は普通の診療施設だが、中に入ると大木を使った梁(はり)や柱などが目に入る。解体されそうになっていた築130年の古民家を移設した建物だ。医院名の「さい生」には東日本大震災からの地域の再生、そこで暮らす人々の医による済生、そして日本の生活文化を育んできた建物の再生の意味が込められている。

最終更新:2018年6月26日(火) 14時11分

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