石巻日日新聞

4年ぶりB―1グランプリ 焼きそばアカデミー参戦

ご当地グルメの祭典復活 石巻から震災支援の感謝

広域 社会 近江 瞬 2019年11月21日(木) 9時01分

 ご当地グルメでまちおこしの祭典「B―1グランプリ」の第11回大会が23、24日の2日間、兵庫県の明石公園などで開かれる。全国大会は平成27年の青森県十和田大会以来4年ぶり。石巻市の「石巻茶色い焼きそばアカデミー」も8大会連続8度目の出場で、石巻ならではの味とまちの魅力を売り込む。

 ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会とB―1グランプリin明石実行委主催。今回は北が北海道、南は長崎まで全国から55団体が自慢のグルメを提供し、個性あふれるもてなしを行う。

 同アカデミーは、丹念に二度蒸しした茶色い麺が特徴の「石巻焼きそば」を通したまちおこしとして20年に設立。大会には22年の第5回大会から6年連続で出展し、過去最高は6位(23年)となっている。

 4年ぶりの大会には石巻のみならず、地元出身者による東京支部、さらに東日本大震災の支援から交流を深めた関西支部から合わせて約20人が現地入り。2日間で3500食の提供を目指す。

 同アカデミーの木村均会長(60)は「食を通じ、震災以来続く関西の皆さんからの応援への感謝と、元気になった石巻の姿を届けたい」と意気込んでいる。

最終更新:2019年11月21日(木) 9時01分

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