石巻日日新聞

石巻市・災害救助法適用 罹災、被災証明書発行へ

被害写真の保管求める

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2019年10月17日(木) 8時46分

 石巻市は台風19号の被害で災害救助法の適用を受けたことから、罹(り)災証明書、または被災証明書を発行することを決めた。受付開始時期は未定のため、被害状況を撮影した写真などを保管するよう呼び掛けている。

 申請の受付は準備が整い次第、改めて周知する。受付後、市は被害を受けた建物の調査を実施。損傷内容に基づき一部損壊、半壊、全壊などの被害の程度を認定した上で「罹災証明書」を発行する。対象は登記された建物か、未登記だが固定資産税が課税された建物。住家以外の不動産または自動車・家財などの動産は「被災証明書」の発行となる。

 建物被害認定調査で市の調査員が現場を訪ねた際、被害内容を確認できる写真があるのが望ましい。

 写真は建物全景と被害の場所のほか、外壁、床、障子、ふすまなど浸水の状況が分かるもの。床下に泥が入った場合や強風被害の場合は、その箇所も撮影する。

 問合せは市資産税課(95―1111)。

最終更新:2019年10月17日(木) 8時46分

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