石巻日日新聞

RAF・58日間に幕 前回上回る延べ40万人余

締めはリボーン音頭

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年10月1日(火) 8時56分
リボーン音頭で総合祭を締めくくった

 石巻市の牡鹿半島を主会場に58日間で開かれた芸術、音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル2019」(RAF)が29日で閉幕し、最後は中瀬公園で「リボーンまつり」があった。主催者まとめで期間中の延べ来場者数は前回の26万人を大きく上回る40万人超となった。

 RAFは、音楽プロデューサーの小林武史さんが代表の一般社団法人APバンクと地元を含む実行委員会が主催。今回は新たに網地島などを加えた全7エリアで、約60人の現代作家が作品を出した。

 同まつりの第1部は地元アーティスト、団体が出演。第2部では小林さんのほか、元アイドルでシンガーソングライターの山本彩さんがライブを繰り広げた。特設のやぐらを囲んだ恒例の「リボーン音頭」も行われ、大きな輪を作って締めくくりに花を添えた。

 実行委員長の小林さんは「地元有志による石巻実行委の協力も力になり、かなりの手応えを感じた。2年後の本祭に向け、来年も皆の思いを束ねた企画を行いたい」と語った。

最終更新:2019年10月1日(火) 8時56分

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