石巻日日新聞

24日 1千発の打上花火、25日 松島基地航空祭 夏祭りのトリは東松島

青い空にスモークアート

東松島市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年8月20日(火) 17時40分

 東松島市の夏の二大イベント「東松島夏まつり」、「松島基地航空祭」が24、25日に開かれる。夏まつりはパレードや八鷹みこし、1千発の打ち上げ花火をメインとし、新企画では綱引き大会を実施する。空を舞台とした航空祭は機体の展示や訓練飛行が楽しめる。目玉のブルーインパルスは両日展示飛行を実施するが、今春、三沢基地(青森県)で発覚したTー4のエンジン異常に伴い、松島基地でもエンジン交換を施した機体のみ飛行するため、例年の6機編隊から今年は2―3機編隊になるという。

 夏まつりは、市商工会前で午前10時半に開会。赤井小児童の「赤井いぶき太鼓」で祭りの開幕を祝った後、終日、各種団体によるダンスや歌などの発表が繰り広げられる。

 商工会前や矢本商店街は車両通行止めとなり、商店街を歩く小学生鼓笛隊パレードは午前11時半と午後2時10分に披露する。ブルーインパルスの展示飛行は同1時半を予定。新企画の綱引き大会は同5時から繰り広げ、フィナーレの花火は同7時半から打ち上げる。

 臨時駐車場は、東松島市役所本庁舎や大曲地区体育館・矢本東市民センターなど5カ所に1240台分を設ける。

 航空祭は、全国の航空ファンが集う東松島の最大イベント。午前8時半から基地が一般開放され、ブルーインパルス、F―2戦闘機などの機体展示や救難装備品、エンジンの展示なども行う。

 飛行展示は同8時50分から始まり、同10時5分に捜索救助を想定した救難隊の訓練、同25分には模擬対地射爆撃のF―2訓練飛行を実施。同9時35分と午後1時45分にはブルーインパルスが曲技飛行などを披露する。

 このほか午前10時からは小学生を対象にした「折り紙ヒコーキ競技会」(参加無料)を催し、入賞者には焼きノリやブルーインパルスグッズが贈られる。

 同日は松島基地に近い市道立沼線と本町35号線の一部を歩行者専用道路とするため、午前8時―午後5時は車両通行止めとなる。

 臨時駐車場は、小野地区の浜市駐車場(4千台)のみ基地までシャトルバスを運行。このほか市役所や大曲地区体育館・矢本東市民センターなど公共施設計6カ所に1440台分を置く。

最終更新:2019年8月20日(火) 17時40分

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