石巻日日新聞

きょう「立秋」 〝ど根性ひまわり〟見ごろ

曇天に暑さも小休止

石巻市 社会 石巻日日新聞 2019年8月8日(木) 20時35分
9世代目の“ど根性ひまわり”が見ごろを迎えた

 きょう8日は二十四節気の一つ「立秋」。暦の上では暑さがピークを過ぎ、秋に移り変わる時期とされる。連日厳しい暑さが続いていた石巻地方も、この日は雲が広がったことで一段落。石巻市泉町の正午までの最高気温は28.1度(9時7分)だった。

 同市南浜町の「がんばろう!石巻」看板周辺では、東日本大震災直後に咲き始めた“ど根性ひまわり”の9世代目が大きな花を開き、真夏の見ごろを迎えている。

 1千株以上のヒマワリは7月中旬に咲き始め、最近の暑さで急成長。がんばろう石巻の会事務局長の黒澤健一さん(48)は「全国47都道府県、世界10カ国で育てられており、種を受け継いで震災の教訓を伝えている。元気に咲いた姿を見てほしい」と話していた。

 仙台管区気象台によると石巻地方の向こう一週間は曇りだが、あす9日は雨の降る所がある見込み。最高気温は9日が猛暑日となる地点もあるが、その後は平年より低い所もある予報となっている。

最終更新:2019年8月8日(木) 20時35分

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