石巻日日新聞

石巻川開き祭り 「綱引き甲子園」でてっぺん狙い 一般なども5日まで募集

高校生の部新設

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年7月2日(火) 16時18分

 石巻青年会議所(齋藤光智理事長)は、第96回石巻川開き祭り1日目の31日に行う縄張神社奉納大縄引き大会の参加チームを募集している。令和最初の今回、従来の一般を対象とした「綱引き競技」「子供綱引き」に加え、「綱引き甲子園」と題した高校生の部を新設する。5日締め切り。

 歩行者天国となる立町大通りで行う催しで、綱引き競技は石巻圏域に在住、在勤、在学の19歳以上が対象。1チーム8人で、総体重680キロ以下(交代要員2人を含む10人で850キロ以下)で編成する。

 子供綱引きは圏域在住、在学の小学生を対象にし、1チーム当たり8人総体重320キロ以下(同400キロ以下)で編成すること。圏域高校生を対象とした綱引き甲子園は、1チーム総体重366キロ以内で5人以上の選手(交代要員を含め8人まで登録可)をそろえる。

 いずれの部も3本中2本を先取した方が勝ち上がるトーナメント方式。当日受付時に体重を測定する。

 順位に応じて賞品があり、一般の綱引き競技では優勝チーム10万円、準優勝で3万円を進呈。綱引き甲子園で決勝に進めば勝敗により4万円分または2万円分の図書カード。子供綱引きは2万円分もしくは1万円分の図書カードが優勝、準優勝チームに贈られる。

 川開きは北上川を改修した川村孫兵衛の報恩感謝の意味合いもあり、大縄引きは孫兵衛が測量に使った縄を千石町の縄張稲荷神社に納めたことに由来。競技後は神事で150メートルの大縄引きを行い、茅の輪をはさんで東西に引き合い、大漁、豊作をうらなう。

 青年会議所では「毎年白熱した試合が展開され、大いに盛り上がりを見せている。高校生にも綱引き競技の熱気と楽しさを感じてほしい」と多くの参加を呼び掛けている。

 申込み、問合せは青年会議所(95―1013)。

最終更新:2019年7月2日(火) 16時18分

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