石巻日日新聞

零羊崎神社あやめ祭り 来月7日まで一般開苑

涼しげに揺れる花菖蒲

石巻市 社会 石巻日日新聞 2019年6月29日(土) 9時43分
心を込めて手入れされた花菖蒲が市民を迎えている

 石巻市湊の牧山零羊崎神社で、28日から「牧山あやめ祭り」の愛称で親しまれる神苑の一般開苑が始まった。初日は小雨がぱらつく曇天となったが、雨粒をすべらせる凛とした花菖蒲が足を運んだ市民の目を癒やした。29、30日は同神社の「夏越の大祓い」も行われる。

 一般公開が始まった神苑には214種2500株の花菖蒲が咲き始めている。同苑での品種改良で生まれた陸奥の国や日高見といった品種から、定番の邪馬台国や卑弥呼、ザ・グレートモガールまでが多彩な彩りに満ち、開苑初日から涼しげなたたずまいで揺れる花菖蒲に来苑者が見ほれた。

 同神社によると、今年は例年より開花が遅れ、見ごろは来週末にかけてという。開苑は7月7日までの午前8時―午後5時。入苑料200円。

 なお「夏越の大祓い」では、茅の輪くぐりでこの半年間でついた邪気を取り除き、無病息災を祈る。問合せは同神社(23―2815)。

最終更新:2019年6月29日(土) 9時43分

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