石巻日日新聞

大型客船3隻5回寄港 12日はダイヤモンド・プリンセス

石巻港で歓迎行事開催

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2019年4月6日(土) 14時09分

 石巻港に本年度、大型客船が3隻5回寄港する。第1弾は12日の外国船ダイヤモンド・プリンセス(総トン数11万5875トン、定員2706人)で、雲雀野中央ふ頭で歓迎イベントが行われる。寄港中に多くの外国人客が市内中心部などに繰り出すことが予想されている。

 昨年に初寄港したダイヤモンド・プリンセスは今年、12日と7月28日、9月10日の3回いずれも午前10時に石巻港の雲雀野中央ふ頭に入港する予定。8月21日午前6時には、同ふ頭に同じく外国客船のオーシャンドリーム(総トン数3万5265トン、定員1422人)の入港が見込まれている。予定通りなら、同船は平成25年に続く2回目の寄港となる。

 9月21日午後0時30分には、9度目となる国内船のぱしふぃっくびいなす(2万6594トン、定員620人)が大手ふ頭に入る予定。後半の寄港日程は、総合芸術祭リボーンアート・フェスティバル(8月3日―9月29日)と重なる。

 また、3隻中2隻は外国客船。ダイヤモンド・プリンセスが昨年9月に寄港した際は、外国人を中心とした乗船客約2700人のうち1千人近くが中心部に繰り出したとされる。

 市は本年度、通訳員の増員や英語表記看板を増設するなどして外国人客の受け入れを準備する。

 12日の寄港時は、ふ頭で大漁旗を振って入港を出迎え。客の8割以上が外国人という。3市2町で構成する大型客船誘致協議会は、ふ頭で各市町の物産販売や乗船客への記念バッジの配布、酒の振る舞いを行う。

 午後6時の出港時には伊達武将隊の演舞、女川潮騒太鼓轟会による演奏が繰り広げられる。船内見学はできないが、一般も来場できる。

最終更新:2019年4月6日(土) 14時09分

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