石巻日日新聞

きょうは立春 「福よ来い」威勢よく豆まき

温暖も暴風吹き荒れる

石巻市 社会 石巻日日新聞 2019年2月4日(月) 15時54分
年男と年女が特設舞台から福豆をまいた(3日、湯殿山神社)

 きょう4日は二十四節気の一つ「立春」。暦の上ではこの日から春とされる。石巻地方では暦通りの暖かな日差しが降り注ぎ、石巻市泉町で正午までの最高気温が9.3度(9時45分)と3月下旬並みとなった。一方で石巻地方には暴風警報が発表され、泉町で最大瞬間風速が26メートル(午前10時51分)に達するなど荒れた春のはじまりとなった。

 前日の3日は節分であり、石巻地方の神社や各家庭でも厄払いの行事が行われた。石巻市清水町の湯殿山神社(保積克彦宮司)でも恒例の節分祭を朝昼晩の計3回実施。祈とうで厄払いを済ませた年男、年女が裃(かみしも)をまとって境内の特設舞台に上がると、「鬼は外、福は内」の威勢の良い掛け声とともに駆けつけた大勢の市民らに福豆を振りまいた。

 仙台管区気象台によると、石巻地方の向こう1週間は曇りや晴れが多いが、気圧の谷の影響で雪または雨の降る日もある見込み。最高・最低気温はともに平年並か平年より低くなる予報という。

最終更新:2019年2月4日(月) 15時54分

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