石巻日日新聞

女川4日間メーンイベント 復興祈念3千発

澄んだ夜空彩る冬花火

女川町 社会 石巻日日新聞 2018年12月25日(火) 14時09分
3周年を迎えた商業エリアを花火が明るく照らした

 女川駅前商業エリアの周年祭「おながわ冬のまつり」は24日、目玉イベントの復興祈念花火の打ち上げを実施した。多くの人が街路に集い、澄んだ冬空に打ち上がる約3千発の鮮やかな大輪に心を温めた。

 女川町まちなか交流館前であったセレモニーでは、須田善明町長が「ぜひ『東北の冬花火といえば女川』と覚えてもらえれば」とあいさつ。来場者たちがカウントダウンして雰囲気を高め、勢いよく女川魚市場側から花火が打ち上がると、会場は歓声に包まれた。

 商業エリア内ではボサノバコンサートも行われ、来場者は音楽と空に描かれる色彩の共演を楽しんだ。この日は祝日でクリスマスイブとあり、家族やカップルが肩を寄せ合い夜空を眺める姿が多くみられた。

 3年目となった冬のまつりは22日―25日の4日間実施。冬花火は27年に商業エリア開業に伴い行われたまちびらきイベントから数えて4回目となり、地域に定着しつつある。

最終更新:2018年12月25日(火) 14時09分

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