石巻日日新聞

森芳春荘 13日まで開放 照明で浮かぶ木々の彩り

夜にきらめく極上庭園

石巻市 社会 石巻日日新聞 2018年11月12日(月) 16時41分
照明が当たり木々の葉を鮮やかに浮かび上がらせた

 石巻市新橋の日本庭園「森芳春(ほうしゅん)荘」で、11日から園内のライトアップが始まった。開園前から多くの市民らが列を成し、点灯開始とともに鮮やかな紅葉が目に飛び込み、あちらこちらで歓声が上がった。13日まで。点灯は午後5時半―8時。入園無料。

 同園は森消化器内科外科の森芳正院長の所有する私設庭園。約1千坪の敷地内には季節で移り変わるさまざまな植物が和の空間を彩る。この時期は紅葉が見頃であり、照明を当てて園内を一般開放している。

 11日は生田流筝貴会小野こう子社中による琴の演奏が行われ、深まる秋の風情をより楽しむ趣向を加えた。同市真野から親子で訪れた武藤龍さん(湊小4年)は「とても良い音色の中できれいな紅葉が楽しめた」と話していた。

最終更新:2018年11月12日(月) 16時41分

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