石巻日日新聞

JAいしのまき収穫祭 模擬競りで買受人気分

「なんぼー」に札一斉

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2019年10月31日(木) 8時39分
模擬競りなどで盛り上がりをみせた

 JAいしのまき主催の「収穫祭」が26日、石巻市あゆみ野の農業情報センターで開かれた。地場産野菜や青果、牛肉などの格安販売に加え、恒例の模擬競りや各種イベントブース、出店が並び、多くの人で盛況となった。

 収穫祭は平成27年からスタート。地元の農・海産物などが出店や模擬競りなどで格安購入できるとして、好評を呼んでいる。

 石巻青果協賛の模擬競りでは、競り人の「なんぼー」との掛け声に合わせ、参加した市民が一斉に札を掲げて買受人気分を体験。バナナ1房100円、みかん1箱1千円など破格の値段で次々と競り落とし、目玉商品の高級ブドウ(8千円相当)は5千円。市民は一つでも多く手に入れようと競り人にアピールした。

 このほか、一輪車に積まれた新米や野菜などの総重量を予想するコーナー、子ども向けの縁日、河北セリやトマト、だて正夢の新米試食コーナーがあり、多くの家族連れでにぎわいを見せていた。

最終更新:2019年10月31日(木) 8時39分

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