石巻日日新聞

石巻で災害ごみ収集開始 浸水の被災家財次々と

18日午後から再び雨に

石巻市 社会 石巻日日新聞 10月18日(金) 8時48分
荷台に被災した家財が積み込まれた

 石巻地方では市民生活に大きな影響を及ぼした台風19号からの復旧作業が本格化してきた。市内全域で大規模な冠水被害に見舞われた石巻市は17日から災害ごみの収集を開始した。一方、被害の全容が徐々に明らかになる中で日和山の斜面では土砂崩れも確認。18日午後から再び雨の予報であり、地盤が緩んでいる地域では注意が必要だ。

 石巻市が市内全域で災害ごみの収集を受け付けるのは、東日本大震災後初めて。委託を受けた3事業所が申請のあった各戸を訪問し、浸水で使用できなくなった家電や家財をトラックに乗せた。

 災害ごみ収集は市役所本庁舎と各総合支所で受け付け、本庁舎では受付開始初日の16日だけで102件の申し込みがあり、17日も問合せが相次いだ。

 多くが床上浸水に見舞われた同市駅前北通りでは、住民の立会いのもと、委託事業所がトラックに隙間なく被災した冷蔵庫や棚、敷物などを積み込んだ。

 床上20センチまで浸水したという無職村井妙子さん(89)は「一人暮らしで大きな荷物を運ぶのは大変。孫に手伝ってもらったが、処分が不安だったので早く対応してもらってありがたい」と話していた。

 災害ごみは個別収集のほか、仮置き場となる旧石巻清掃センター=沢田字平形=への直接搬入も可能。申込書にごみの種類や数量を記載し、これらの被災が分かる写真が必要になる。戸別回収は原則、申込者の立ち合いで回収。直接搬入は午前9時―正午と午後1―4時。いずれも10月は全日対応する。

 申込みは廃棄物対策課(95―1111)と各総合支所市民生活課で11月22日まで。

最終更新:10月18日(金) 11時55分

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