石巻日日新聞

東松島市 友好都市に職員派遣

浸水の埼玉・東松山へ物資

東松島市 政治・経済 石巻日日新聞 10月17日(木) 8時54分
支援物資を積んだ車が出発した

 東松島市は15日、台風19号で堤防決壊など甚大な被害を受けた埼玉県東松山市に、ブルーシートや土のうなど支援物資を送った。両市は災害相互協定と友好都市盟約を結んでおり、東日本大震災後は東松山市から厚い復興支援を受けた。恩返しの思いと一緒に職員が直接現地に届ける。

 東松山市に先遣隊として派遣されたのは市民協働課の佐々木寿晴課長(56)、運転手として総務課臨時職員の浅野利さん(66)。東松山市から震災復興支援職で長期派遣されている横森亮尚主査(29)も同行した。

 物資を積んだトラックの出発式で、渥美巖市長が「市民の思いを届けてほしい」と激励した。佐々木課長は「受けた恩に報いるためにも物資を届け、現地調査も行ってくる」とあいさつ。市職員の見送りを受けて現地に車を走らせた。

 両市は漢字の一文字違いという縁で震災後からつながり、東松山市は官民を挙げて復興を支えてきた。平成23年11月に災害相互応援協定、27年11月には友好都市盟約を結び、草の根交流で絆を深めてきた。

 台風19号で東松山市は堤防が決壊し、家屋の床上、床下浸水などの被害を受け、避難者は一時2500人を超した。物資支援の要請を受けた東松島市はブルーシート2千枚、土のう袋1200袋、スコップ150本、寝具用の敷きパッド300枚などを市防災拠点備蓄基地から提供した。

 先遣隊は災害対策本部のほか、避難所なども視察する。東松島市は現地調査の報告を受け、必要物資や人材要請に対応していく。

最終更新:10月17日(木) 8時54分

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