石巻日日新聞

はなぶさ幼稚園七夕会 園児ら風物詩楽しむ

短冊に願い込めて

東松島市 教育・文化 石巻日日新聞 2019年7月6日(土) 14時23分
園児たちが願いごとの詰まった笹竹を眺めていた

 矢本はなぶさ幼稚園(山田元郎園長、園児178人)=東松島市赤井=で5日、恒例の七夕会が行われた。園庭で7日の七夕にちなんだ歌を元気いっぱいに歌い上げ、短冊に込めた願いごとがかなうように祈った。

 同園では石巻市須江の園協力者から毎年、笹竹の提供を受けて七夕飾りを製作。今年も8本をもらい受け、7月3日に飾り付けた。七夕会は例年、保護者参観日に合わせて行ってきたが、今年は園児のみで実施した。

 開会式で山田園長が「七夕に真っすぐ伸びる笹竹に願い事をつるすと、かなう日といわれています。夢や目標がかなうことを願っています」とあいさつ。園児たちは遊具などに飾り付けられた笹竹の前で、輪になって歌や踊りを楽しんだ。

 年長児の阿部そよちゃんは「ケーキ屋さん」、齋藤眞紘くんは「警察官」、高橋藍花ちゃんは「お医者さん」と短冊に将来の夢を描き、武山湊くんは、「お友達をいっぱい作りたい」との願いを込めていた。

最終更新:2019年7月6日(土) 14時23分

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