石巻日日新聞

24日に「女川町復幸祭」 復興計画終了で幕

最後は最高の盛り上がりに 今後のまちづくりに弾み

女川町 教育・文化 石巻日日新聞 3月22日(金) 17時08分

 東日本大震災からの復興を目的に平成24年から地元有志の実行委員会が開く「女川町復幸祭」。町の8カ年の復興計画が本年度で終了するのに合わせ、女川駅前商業エリアを舞台とした24日の第8回開催で幕を下ろす。23日の津波伝承復興男から始まり、食やステージなどの企画で盛り上げる。副題に「復興の向こう側へ」を掲げ、今後のまちづくりに弾みをつける。

 祭は「女川町商店街復幸祭」として初回を実施。まちびらき式典に合わせた27年の第4回をはじめ、町の復興とともに内容を充実させてきた。震災後の支援でつないだ縁も祭りに反映させ、昨年は約1万8千人(主催者発表)が来場した。

 町の復興計画は本年度で終え、新年度からは長期的な発展を目指した10カ年の総合計画に移る。これに伴って祭も今年で一区切りをつけることにした。

 最後の復幸祭は午前9時半スタート。ステージでは地元の女川潮騒太鼓轟会が開幕の演技を飾り、民謡歌手の庄司恵子さん、人気テレビ番組「水曜どうでしょう」のディレクター藤村忠寿さんと嬉野雅道さんのトークショーを行う。

 食イベントの「ОNAGA―1FESTA」では、町内外の飲食店などがホヤ、ギンザケといった町が誇る食材を使った8品を提供。全メニューが味わえる200食限定の「オナガワンプレート」(税込み1千円)もある。

 体験コーナーでは駅前商業エリア出店事業者らによるスペインタイル絵付け、手作りせっけん、ギターメンテナンスを企画。エアドームなどキッズコーナーもあり、午後3時から町総合体育館で高校生まで無料の全日本プロレスの興行もある。

 午後4時ごろフィナーレとなり、全員での乾杯で8年間に感謝を込める。実行委員長の高橋敏浩さんは「これまで女川に携わってくれた人も来たことがない人にも集まってもらい、今後の関係づくりにつなげたい」と話していた。

 なお、23日は津波伝承を目的に「女川復興男」を開催。町に津波が襲来した午後3時32分に女川駅をスタートし、高台の白山神社まで約420メートルを駆け上る。祭りは終えても復興男は今後も継続していく。

 問合せは女川みらい創造(24―8118)。

最終更新:3月22日(金) 17時12分
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