石巻日日新聞

矢本はなぶさ幼稚園 華の園でダンスなど披露

いつまでもお元気で

東松島市 教育・文化 石巻日日新聞 2月11日(月) 13時58分
元気な踊りを披露する園児たち

 東松島市赤井の矢本はなぶさ幼稚園(山田元郎園長・園児176人)の年長児60人は6日、特別養護老人ホーム華の園(高橋恵美子園長)を訪れ、童謡やダンス、ハンドベル演奏を披露した。

 同園では、25年前から地域の高齢者とふれあう機会を設けている。この日は、入所者約70人の前で昨年12月に市コミュニティセンターで開かれた「クリスマスお遊戯会」の演目を再現した。

 童謡は「小鳥のうた」「あめふり」「どんぐりころころ」「いとまき」をメドレー形式で元気に歌い、入所者も手拍子を送りながら一緒に口ずさんだ。かわいらしい衣装で着飾った遊戯では、ディズニーソングに合わせてダンス。ハンドベルでは息の合った演奏で心地よい音色を届けた。

 その後、園児は「いつまでも元気でいてください」と声をそろえて呼びかけ、代表園児がイノシシ風のダルマを描いた絵画パネルと花束を手渡した。華の園からは袋いっぱいの菓子が渡され、園児は大喜び。入所者は「めんこいねぇ」「また来てね」などと語り、目を細めていた。

最終更新:2月11日(月) 13時58分
石巻日日新聞を購読する
次代への軌跡 「少子高齢化による石巻市の人口減少」
平成17年の合併時に17万人いた石巻市の人口は減り続け、今や14万人ほど。東日本大震災の被害の大きい地域の減少が目立つ。しかし、そうでない地域でも町内会など自治会活動の実働を担う人が高齢化し、継続に支障が出てきている。
※執筆担当記者へご意見、ご感想をお寄せください。
企画連載「次代への軌跡」は、地域の今を未来への軌跡の起点としてとらえ、各分野における課題と思われる事象について、記者一人一人が向き合い、読者の皆様と一緒に考えていくきっかけにしていくコーナーです。
働く人が減るということは、稼いだお金を使う人が減ること。つまり、経済が縮小するということだ。商店の経営環境は厳しくなる。企業のもうけが減れば市の税収も減り、行政サービスが低下するおそれもある。補助金が投入される住民バスや路線バスをはじめ、公共交通は現状のままでの維持が困難になってくる。
施策の実績や進ちょくは毎年度に推進会議などが点検、評価。これはあくまで個別の施策の話であって総合戦略が100%達成できたとしても、人口減少が抑制できる保証はどこにもない。市の担当課は「どんな施策が将来につながるのか、とにかくやってみないと分からない」と話す。
そこで重要になるのが、観光客などの交流人口の拡大。そこに住まなくても他から行き来する人が増えれば街は活性化する。昨今注目されるのは、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」。震災の支援をきっかけにした交流が広がった石巻市は、受け入れを増やす下地がある。
人口減少しても活力あるまちを目指すべきだろう。人が減るということは、一人一人の活躍の場が広がるということ。個人の仕事や学業に専念するばかりでなく、多くの人がまちづくりや身近な地域の活動に参画していくことを提言したい。

新着記事