石巻日日新聞

石井閘門と水門に冬の彩り 1月7日まで毎夜点灯

約3千個の電飾と照明

石巻市 社会 石巻日日新聞 2018年12月21日(金) 14時10分
石井閘門と石井水門が幻想的にライトアップされた

 国の重要指定文化財である石井閘門と新たに整備が進む石井水門のイルミネーション点灯式が20日、石巻市水押の現地であった。約3千個のLED(発光ダイオード)電球と照明が灯り、夜の川面に反射した光とともに幻想的な光景を作り出している。点灯は1月7日まで。

 水辺利用を官民協働で進める「ミズベリング石巻」の主催。石井閘門は10月の運河サミットで初点灯を実施したが、石井水門は扉の設置が完了したことで初めてとなった。企画を運営するNPO法人ひたかみ水の里の新井偉夫代表は「これを契機に石井水門を知ってほしい」と語った。

 カウントダウンの後にライトが一斉に点灯。訪れた人たちは川面に反射した光や、この日限りで水門の扉に映写された映像を見て冬の幻想的な光景を楽しんだ。ライトアップは日没から午後9時まで。

最終更新:2018年12月21日(金) 14時10分

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