石巻日日新聞

女川1号機で水漏れ 環境への影響なし

女川町 政治・経済 石巻日日新聞 2018年12月5日(水) 15時43分

 震災後運転を停止している女川原子力発電所1号機の原子炉建屋で4日、設備の維持管理用に施設内を巡回している水があふれる事案が起きた。東北電力によると水は浄化済みで、環境への影響はないという。

 同日午前11時9分ごろ、建屋地下1階にある非常用空調機を置く区画で、同社社員が排水用の溜め升から水があふれているのを発見。水量は約900リットルだったが、漏えい拡大防止用の枠でせき止められていた。

 確認したところ地上1階、地下2階の同じ水系でも計1.3リットル見つかった。社員が水系の点検後に開けた弁からの排水量が本来よりも多かったことが原因であり、この弁を閉めて水を止めたという。

最終更新:2018年12月5日(水) 15時43分
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次代への軌跡 「少子高齢化による石巻市の人口減少」
平成17年の合併時に17万人いた石巻市の人口は減り続け、今や14万人ほど。東日本大震災の被害の大きい地域の減少が目立つ。しかし、そうでない地域でも町内会など自治会活動の実働を担う人が高齢化し、継続に支障が出てきている。
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企画連載「次代への軌跡」は、地域の今を未来への軌跡の起点としてとらえ、各分野における課題と思われる事象について、記者一人一人が向き合い、読者の皆様と一緒に考えていくきっかけにしていくコーナーです。
働く人が減るということは、稼いだお金を使う人が減ること。つまり、経済が縮小するということだ。商店の経営環境は厳しくなる。企業のもうけが減れば市の税収も減り、行政サービスが低下するおそれもある。補助金が投入される住民バスや路線バスをはじめ、公共交通は現状のままでの維持が困難になってくる。
施策の実績や進ちょくは毎年度に推進会議などが点検、評価。これはあくまで個別の施策の話であって総合戦略が100%達成できたとしても、人口減少が抑制できる保証はどこにもない。市の担当課は「どんな施策が将来につながるのか、とにかくやってみないと分からない」と話す。
そこで重要になるのが、観光客などの交流人口の拡大。そこに住まなくても他から行き来する人が増えれば街は活性化する。昨今注目されるのは、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」。震災の支援をきっかけにした交流が広がった石巻市は、受け入れを増やす下地がある。
人口減少しても活力あるまちを目指すべきだろう。人が減るということは、一人一人の活躍の場が広がるということ。個人の仕事や学業に専念するばかりでなく、多くの人がまちづくりや身近な地域の活動に参画していくことを提言したい。

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