石巻日日新聞

コバルトーレ女川 劇的AT弾で初の連勝 流経大に2―1で歓喜

DF宮坂が意地の2得点

女川町 スポーツ 石巻日日新聞 6月12日(火) 9時20分
攻守に貢献し、2得点でチームを初の連勝に導いた宮坂選手(右)

 JFL(日本フットボールリーグ)のファーストステージ第12節が9―10日にあり、前節で地元初白星を挙げ12位につけるコバルトーレ女川は10日、アウェーの龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド=茨城県=で13位の流経大ドラゴンズ龍ケ崎と対戦した。同点で迎えた後半アディショナルタイムにDF宮坂瑠がこの試合2点目となる勝ち越し弾を叩き込み2―1で劇的勝利。JFL参入後初の複数得点で初の連勝をもぎとった。

 前節で上位の東京武蔵野シティFCを破り、ホーム初勝利を挙げたコバルトーレは初の連勝を目指して臨んだ。対する流経大は現在、全16チーム中最少失点で、ここまで複数失点がない堅守が持ち味のチーム。互いにとって残留争いを抜け出すためにも重要な一戦となった。

 コバルトーレは前線にベテランの主将成田星矢と吉田圭を置き、左サイドハーフには負傷の高橋晃司に代え國分俊樹が先発。試合は前半、流経大がボールを回し、コバルトーレが守る展開が続くも0―0で折り返した。

 前半終盤から降り始めた雨は後半に入ると本降りに。コバルトーレは後半10分に國分に代えてドリブル突破が持ち味の武田晃平を投入し、攻勢に出た。すると30分に相手DFがペナルティエリア内でハンドの判定を受け、PKを獲得。キッカーを務めた宮坂のシュートは一度はGKに阻まれるも自ら押し込み先制した。

 だが、40分には相手に同点弾を許して振り出しに戻り、このまま試合終了かと思われたアディショナルタイムにドラマが待っていた。MF黒田涼太のコーナーキックをMF野口龍也がヒールでそらすと、ボールは宮坂の元へ。これを宮坂がボレーでネットに突き刺し、堅守の流経大相手に複数得点を奪って初の連勝に導いた。

 攻守に貢献した宮坂選手(23)は「全員攻撃、全員守備を徹底でき、最後は勝ちたい気持ちが複数得点と連勝につながった。石巻でのホーム戦でもサポーターと喜びを共有したい」と語った。

 コバルトーレは今節を終え、4勝2分6敗の12位。9位と勝ち点1差まで迫っている。次節は17日午後1時から、ホームの石巻市フットボール場で8位の奈良クラブと対戦する。

最終更新:6月12日(火) 9時20分

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