石巻日日新聞

森芳春荘 春爛漫の庭園一般開放

石巻市 社会 石巻日日新聞 4月16日(月) 14時44分
桜の映える新緑の庭園にしっとりとした琴の音色が響いた

 石巻市新橋の私設庭園「森芳春荘」が15日に一般開放され、多くの人がおもむきある日本庭園に訪れた春を満喫した。

 庭園は、森消化器内科外科の院長である森芳正さんが平成22年、豊臣秀吉の側室・淀君が使用したとされる茶室「又き庵(ゆうきあん)」を医院の隣に移設して完成させた。

 東日本大震災の津波被害から修復された約4300平方メートルの庭園は、世間の喧噪(けんそう)を忘れさせるような優雅な和の空間。春の訪れとともに新緑に彩られ、満開のソメイヨシノが存在感を示している。

 午前中は雲が広がったものの、昼ごろからは晴れ間が差して桜もあざやか。池に面した日本家屋の縁側では小野こう子社中による琴が奏でられ、屋内では表千家、裏千家の茶席を設けて来園者をもてなした。

 庭園は春と秋に一般公開されている。水押から同級生と訪れた橋本真美さん(66)は「ライトアップされた秋の庭園を見たことがあるが、春は春でとてもすばらしい。茶をいただいて琴を聞いて、春のすてきな一日が心の栄養になった」と目を細めた。

最終更新:4月16日(月) 14時44分

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