石巻日日新聞

川のビジターセンター18日開所 三陸復興国立公園PJ

環境省 北上町十三浜に整備 地域の自然を多彩に体験

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 4月12日(木) 14時39分
18日にオープンする川のビジターセンター

 三陸復興国立公園プロジェクトの一環として、環境省が石巻市北上町十三浜に整備した「石巻・川のビジターセンター」が18日に開所する。フィールドミュージアムと位置付けた周辺の里山、里海、集落地で自然体験学習などを楽しむことのできる拠点施設。これに合わせ石巻市が併設した観光施設の「北上観光物産交流センター」も2月にオープンしている。ビジターセンターでは、すでにハイキングなどオープン後のイベントを告知し、参加者を募っている。

 同省では復興関連事業として、岩手県から石巻市にかけての自然公園を合わせ「三陸復興国立公園」を創設。この事業の一環で、石巻市・登米市・南三陸町をまたぐ扇倉山を中心とした地域一体を“フィールドミュージアム”と位置付けた。

 フィールドミュージアムは国立公園とその周辺の山・海などの地域を美術館や博物館のようにとらえ、体験して回ってもらう取り組み。ビジターセンターは三陸地方におけるその拠点の一つだ。

 施設運営はNPO法人海の自然史研究所=沖縄県=で、さまざまな自然体験プログラムを提供。今年に入り毎月イベントを行ってきたが、オープン後はさらに活発に催していく。

 開所後初のイベントは21日の「大盤平ビンゴハイキング」。追波湾と志津川湾を一望できる山頂を目指して歩き、“自然ビンゴ”をしながら下山する。

 小学生以上15人を対象とし、大人も歓迎。時間は午前9時半―午後2時で、ビジターセンター隣接の観光物産交流センター駐車場が集合場所となる。参加費は200円。

 また翌22日の「しじみの解剖と味わい教室」はオープン記念イベントとし、石巻市との共催となる。

 5月以降のイベント予定は以下の通り。それぞれの費用、定員などの詳細は問合せのこと。申込みは石巻市共催のものが環境課(電話95―1111)、それ以外は南三陸・海のビジターセンター(電話0226―25―7622)まで。

 ▽5月5日=「さかなのぼりを作ろう!」(午後1時半、川のビジターセンター)▽同13日=「ねらって、なげて、クッブ!」(同)▽同26―27日=「春キャンプ」(午前10時、神割崎キャンプ場)▽6月3日=「籠峰山自然観察会」(午前9時半、石巻霊園管理事務所駐車場集合)※市共催

センター敷地内に整備された観察活動用の池
センター敷地内に整備された観察活動用の池

◆22日 石巻市が環境市民講座 解剖と味わい教室 シジミから自然を学ぶ

 石巻市は22日に石巻・川のビジターセンターで開く環境市民講座「しじみの解剖と味わい教室~しじみを通して知る自然環境~」の受講生を募集している。13日締め切り。

 30年度に内容を変えて5回開催する環境市民講座の第1弾。学習院女子大学の品川明教授と特定非営利活動法人海の自然史研究所の平井和也事務局長が講師となり、北上川特産のシジミを理解することから環境を学ぶ。午後1時半から約2時間で、シジミの体の構造の観察、シジミ汁の食べ比べなどを行う。

 定員25人。参加費は無料。対象は市内在住または市内に通勤・通学する小学生以上(小学3年以下は保護者同伴)。

 希望者は住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、職業(学校名)、電話番号を記入したはがきを〒986―8501石巻市穀町14番1号、生活環境部環境課環境保全グループに郵送するか、ファクス(22―6120)または電子メール(isenv@city.ishinomaki.lg.jp)で申込む。問合せは同グループ(電話95―1111内線3368)まで。

最終更新:4月12日(木) 14時39分

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