石巻日日新聞

石巻市が新年度から 要支援者にも家事サポート みやぎ生協と懇談会

地域課題を生活者目線で 高齢者のゴミ出しなど要望

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 2月10日(土) 15時22分
身近な話題について意見を交わした

 石巻市の幹部職員とみやぎ生活協同組合のまちづくり懇談会が先日、生協蛇田店集会室で開かれ、身近な地域課題について意見を交わした。生協側から高齢者世帯を対象にしたゴミ出し支援制度が要望され、市介護保険課は来年度から公共的団体やNPOなどに委託し、要支援者に軽度な家事サービスの提供を実施する予定であることを紹介した。

 懇談会は毎年度開催しており、今年はみやぎ生協からこーぷ委員会のメンバーなど22人が出席した。事前に提出していた9項目の質問や要望に亀山紘市長ら市の幹部が回答した。

 とくに意見が交わされたのは、障害者や高齢者のゴミ出し支援制度の要望。市は障害者について従来の障害福祉サービスである「居宅介護(ホームヘルプ)での対応が可能」とし、要介護に至らない要支援認定相当の人に対しては30年度から訪問型サービスを実施する予定だという。

 提供するサービスは清掃、洗濯、ゴミ出しなどで、一部利用者負担を前提に住民主体の公共的団体やNPOに委託する。みやぎ生協は「こーぷくらしの助け合いの会」として生活援助の有償ボランティアを実施しており、市は「委託可能であればお願いしたい」と協力を求めた。

 メンバーは「骨折した時、ゴミ出しが負担なのは高齢者だけでないと思った。集積所に運ばなくてもよい戸別収集も検討してほしい。雪でつるつるの道路を見てそう思った」と要望した。

 このほか復興公営住宅を含めたコミュニティーづくりなどについても意見が交わされ、亀山市長は「生活に密着したさまざまな意見をいただいた。行政としてきめ細かい対応していきたい」と話した。

 みやぎ生協は昨年7月、市と安心して暮らせる地域づくりに向けた包括連携協定を結んでいる。

最終更新:2月10日(土) 15時22分

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