石巻日日新聞

石巻市役所1階 地場産品コーナー開設

ロマン海遊の機能を移転

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 1月12日(金) 15時08分
オープン初日は市民の利用が目立った

 商業施設となっている石巻市役所1階に12日、一般社団法人石巻観光協会が運営する地場産品の物販コーナーがオープンした。市道拡幅に伴う解体で、昨年末に閉館した石巻駅前の市観光物産情報センターロマン海遊21=鋳銭場=の機能がほぼそのまま移転しており、初日から地元の野菜や乾物を買い求める市民が足を運んだ。

 物販コーナーは、庁舎の南(穀町)側の空きテナントに開設。観光客向けのみやげ品のほか、地場の野菜や惣菜、和菓子など約800種類を販売している。オープンに先立つ4日からは、観光案内も開設。ただ、駅からやや遠くなり、観光客に分かりにくい場所になっている。

 近くに住む伊藤かづ子さん(81)は「オープンを聞きつけて、どんなものかと見に来た」といい、野菜などを購入。「観光客を呼び込むのもいいが、近くにスーパーがなく不便なので、もっと日常使いできる商品も置いてくれれば」と望んだ。

 当面は無休で営業時間は午前9時―午後5時半。

◆公募の市役所1階商業施設 申込みは1事業者のみ

 石巻市役所1階を商業施設として利活用する事業者の公募型プロポーザルで、参加の申込みが1事業者だったことが市への取材で分かった。

 公募は食料品を扱う総合スーパーやドラッグストアなどで、市は1階を一つの事業者に一体的に貸し付け、転貸によるテナント入居も可能にする。先月末の事前説明会に3事業者が参加していたが、今月9日の期限までに実際に応募したのは1事業者のみだった。

 市職員や学識経験者などの選定委員会が今月29日に非公開でこの事業者からの企画提案を審査し、翌2月5日に結果を通知する。審査で一定の評価を得れば、この事業者に決まる。審査を控えるため市は事業者名を明らかにしていないが、共同企業体でない単独の法人という。

最終更新:1月12日(金) 15時10分

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