石巻日日新聞

震災から6年10カ月 河北署 尾崎で不明者捜索

181人の手掛かり求めて

石巻市 社会 石巻日日新聞 1月11日(木) 15時08分
復興工事を進める大型船を背に、淡々と不明者の手掛かりを探す署員たち

 震災発生から6年10カ月となった11日、河北署は石巻市尾崎地区の海岸線で不明者の捜索活動を行った。現場周辺の海上では、防波堤の復旧作業にあたる大型工事船が往来するなど地域再生に向けて動いている一方で、同署管内では181人の行方が分からないまま。帰りを待つ家族のため、署員たちは丁寧に漂着物などを調べていた。

 尾崎地区の漁港周辺には高潮などの影響で多くの漂流物が打ち上げられている。そのため同署は、不明者の手掛かり発見の可能性が残されているとして今年最初の捜索箇所に設定。この日は署員6人がレーキなどを手に現場に向かった。

 海岸到着後は約300メートルの範囲を徹底して捜索した。岩場の隙間に手を入れて引っ掛かった漂着物などを確認。打ち上げられた流木も一つ一つ手に取り、何らかの手掛かりがないかを確認していた。

 同署は、「可能性がある限り、不明者の家族や地域に寄り添った捜索を今後も続けていきたい」と語っていた。

最終更新:1月11日(木) 16時56分
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