石巻日日新聞

釣石神社に茅の輪設置 受験の神様に願い込め

石巻市 教育・文化 石巻日日新聞 2017年12月18日(月) 20時46分
茅の輪をくぐり抜ける受験生(16日)

 「落ちそうで落ちない」御神体の岩があることから〝受験の神様〟として知られる石巻市北上町十三浜の釣石神社。地元特産のヨシで作られた茅の輪が今年も10日から設置され、多くの受験生が参拝している。

 同神社が地元以外にも広く知られるようになったのは、昭和53年の宮城県沖地震がきっかけ。神社の名前の由来でもある、周囲約14メートルもの巨石は大きな揺れにも〝落ちる〟ことはなかった。これにあやかろうと年々受験生らの参拝が増え、今年は正月三が日だけで約8千人が訪れたという。

 合格祈願の受験生を迎えるための茅の輪は、正月準備として毎年12月の第2日曜日に設置作業を行う。今年も10日に氏子らが集まり、「ヨシ合格、皆合格」にちなんだ幅約4.5メートル、高さ3.75メートルの茅の輪を作り上げ、社殿に続く階段の登り口に設置した。御神体にも紅白のしめ縄が巻かれた。

 設置から約1週間が経った16日も、受験勉強の大詰めを迎えた中高生らやその保護者が大勢訪れた。受験生たちは合格への願いを込めて茅の輪をくぐり抜けていった。

 受験前の参拝が多い一方、加美農業高校3年の門田龍季さんは岩手県立農業大学校への進学を決めてお礼参り。「10月の試験直前に参拝したおかげで、本番は緊張がほぐれた。きょうは『無事合格しました』と神様に報告した」と話していた。

最終更新:2017年12月18日(月) 20時46分
石巻市 > 釣石神社

新着記事