石巻日日新聞

天下とるウマさ「だて正夢」 みやぎ米新品種プレデビュー

石巻地方でも売れ行き好調

石巻市 政治・経済 石巻日日新聞 11月7日(火) 15時24分 配信
売れ行きがよく最後の一つを手に取る来店客(みやぎ生協蛇田店)

 宮城の水稲新品種「だて正夢」の試験販売が7日から県内のスーパーや百貨店など約200店舗で始まった。県の新たな主力品種として期待されるプレミアムブランド米で、今季は来年度の本格出荷を前にしたプレデビューの位置付け。石巻地方でも販売初日からさっそく好調な売れ行きをみせている。

 だて正夢は県古川農業試験場で育成し、平成28年3月に県の水稲奨励品種に指定。「みやぎ米の夢をかなえた、これぞ天下をとる旨さ。」をキャッチフレーズに、ひとめぼれとササニシキに続く主力品種化を狙っている。

 食味はもちもちとして甘みが強く、冷めても柔らかいのが特長。生産面では寒さや病気にも強いという。一定の基準を満たす生産者が手掛けており、今年は約50ヘクタールで約200トンを生産。石巻・東松島市では9生産者が計5ヘクタールで作付けした。

 7日からは県内販売が始まり、石巻地方ではみやぎ生協3店舗とAコープ矢本店の店頭に並んだ。このうち生協蛇田店では2キロを通常1280円で販売するところ、1080円の初日特売価格にして新ブランドの登場を盛り上げた。この日は30袋限定だったが、開店から30分程度で半分ほどが売れていった。

 同店食品雑貨チーフの小出哲也さん(35)は「予想以上の売れ行きに関心の高さを感じる。まずは一度、米そのものの味を味わってほしい」と話していた。

 だて正夢は29日から首都圏を中心に県外でも売り出す。今年は数量限定の販売で、在庫がなくなり次第販売を終了。本格デビューの来年度は200ヘクタールで1千トンを生産予定だ。

日本の食卓の天下を目指す「だて正夢」
日本の食卓の天下を目指す「だて正夢」

最終更新:11月7日(火) 15時24分

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