石巻日日新聞

コバルトーレ女川 歓喜で飾る地元最終戦

岩手に5―2で勝利 主将とムードメーカーも復帰

女川町 スポーツ 石巻日日新聞 9月25日(月) 15時25分 配信
6試合ぶりにけがから復帰した池田選手が1ゴール1アシストで存在感を示した

 東北社会人サッカーリーグ1部の第17節が24日にあり、2連覇を決めているコバルトーレ女川はホームの女川運動公園第2多目的運動場に8位のFCガンジュ岩手を迎えた。2点のリードから同点に追いつかれたものの、その後は3点を追加して王者の意地を見せつけた。けがで戦列を離れていた主将のFW成田星矢とMF池田幸樹も復帰し、女川会場では今季最後となる試合を勝利で飾った。いよいよ次節が全18試合のリーグ最終節となる。

 ホームの女川で試合をするのは8月27日の第13節以来約1カ月ぶり。この日は、町の秋の一大イベントである「おながわ秋刀魚収獲祭」とも重なり、サポーターは秋の味覚を楽しみつつ、会場まで足を伸ばして選手たちの背中を押した。

 試合は前半立ち上がりから好機は作るが決めきれず、相手に攻め込まれる場面もあった。だが、この状況を打開したのがFW野口龍也。相手DFのクリアミスに反応し、6試合連続弾で先制点を奪った。33分にはMF佐藤明生のパスを受けたMF畑中秀斗が冷静に流し込んで追加点。2―0で折り返した。

 だが、後半は一転して岩手の逆襲を受けた。12分、右サイドから崩されて6試合ぶりの失点を喫すると、直後の13分にもカウンターから同点弾をたたき込まれた。それでも逆境を跳ね返すのが今季のコバルトーレ。15分にFW吉田圭が抜け出すとゴール前でフリーの畑中にラストパス。畑中のこの日2点目で再び突き放した。

 直後には復帰した池田が6試合ぶりにピッチに立った。すると20分、畑中のセンターリングにジャンピングボレーで合わせてあいさつ代わりの追加点。39分にも池田は吉田のゴールをお膳立てして存在感を示した。

 この試合ではけがで調整中だった主将の成田も復帰。スタンドからは「星矢コール」が沸き起こった。

 試合後には秋刀魚収獲祭の会場に場所を移しての優勝報告会も行われた。成田主将は「これからが本当の勝負」と語り、阿部裕二監督は「JFLへの道は大変なものだが、手の届かない舞台ではない。強い気持ちを持って全ての人たちとともに上を目指す」と話した。

 全18節で争う東北社会人リーグ1部は10月1日が最終節。コバルトーレは無敗優勝をかけて戦う。

秋刀魚収獲祭の会場で地域の人々に優勝を報告
秋刀魚収獲祭の会場で地域の人々に優勝を報告

最終更新:9月25日(月) 15時25分

新着記事