貞山小4年生 世界の打楽器 初めて見る、聞く、不思議な音たち
石巻日日新聞 2017年2月7日(火) 石巻市立貞山小学校(村石好男校長)で6日、「パーカッションワークショップ」が行われ、4年生40人が世界の打楽器の演奏などを体験した。文化庁の平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」東日本大震災復興支援プログラムの一環。県内を中心に活動する打楽器奏者を講師に、子どもたちが初めての音との出会いを楽しんでいた。
同校は市協働教育推進事業の指定を受け、学校と家庭、地域が連携した教育に力を入れている。今回の事業は震災で被災した子どもたちが健やかに成長し、地域が円滑に復興していくことを期待して実施し、打楽器奏者の齋藤寛さん(42)と田村麻衣さん(41)が講師を務めた。
会場となった体育館には20種類ほどの打楽器が並び、はじめに講師の2人があいさつ代わりの即興演奏を披露。子どもたちは回す速さで音の高さが変化する「ミュージックホース」や雨の音を再現した「レインスティック」といった珍しい楽器から響く珍しい音に興味津々の様子だった。
その後はサンバなどに使われる「タンボリン」や「アゴボ」といった4つのパートに分かれて演奏にチャレンジ。児童が苦戦しながらも体全体で力いっぱいに音を鳴らすと、体育館は自然に笑顔と一つになった打楽器の音色に包まれていた。
伊藤いろはさん(10)は「初めての楽器ばかりだったけれど楽しかった」と語り、植木琉菜さん(同)も「初めて聞く音がたくさんあった」と話していた。
【写真】子どもたちが初めての楽器に挑戦し、合奏で音を重ねた
最終更新:2017年2月7日(火)
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