石巻日日新聞

圧巻!マグロ解体に人だかり 橋通り風のとおり市

石巻日日新聞 2017年1月24日(火)

 石巻市中央の橋通りの歩行者天国イベント「橋通り 風のとおり市」が22日に開かれ、マグロ解体ショーやクラフトビールの販売などで盛り上がった。石巻地方で活動するアマチュアミュージシャンによるライブもあり、通りでは多くの笑顔が行き交った。

 仮設屋台村「橋通りCOMMON(コモン)」出店者会が主催し、橋通り商店街が協力。イベントは昨年11月から毎月第4日曜日に開催し、今回で3回目を迎えた。

 歩行者天国となった通りには手作り小物のブースやコモン各店の特製メニューの出店、女川町からはクラフトビール専門店「ガル屋」が駆けつけた。

 さらに今回の目玉であるマグロの解体ショーではコモンに出店している割烹「松ばる」の若大将、木下智也さんが見事な腕前を披露。塩釜港に水揚げされた約32キロのメバチマグロを三枚におろしてみせると、集まった人々からは自然と拍手が沸き起こっていた。

 石巻市湊から家族で訪れた戸内璃子ちゃん(5)は「初めて見たけれど楽しかった。試食もおいしくって、マグロ大好き」と笑顔を弾かせていた。

 そのマグロなどが当たる大抽選会のほか、この日が初舞台となったバンドの「ジュリモンキー」や、シンガーソングライターの萌江さんによるライブもあり、通りがおしゃれな空間に様変わりした。

 次回の開催は2月26日を予定している。

【写真】割烹「松ばる」の木下さん(左)が見事な腕前を披露したマグロ解体ショー

最終更新:2017年1月24日(火)

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