石巻日日新聞

ノロウイルス検査 生ガキ出荷ほぼ再開 石巻湾中央部まだ見送り

石巻日日新聞 2017年1月5日(木)

 県漁協は4日、カキのノロウイルス発生状況に関する最新の検査結果について、県内11海域中9海域で陰性となった、と発表した。陽性は石巻湾中央部と気仙沼湾海域。

 県漁協では毎週ノロウイルスの定期検査を実施している。ウイルスが検出された場合は、安全性が確認されるまで、採取海域で水揚げされたカキの生食用出荷は差し控えられ、加熱調理用として店頭に並ぶ。

 県内では12月19日、10海域と例年にない広範囲でノロウイルスが検出。翌週には5海域で陽性となった。年末年始を挟んだ今回の結果で2海域にまで減ったが、一大生産地である石巻湾中央部海域では、メーンに扱う生食用が3週間出荷されないこととなる。

最終更新:2017年1月5日(木)

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